アメリカに入国できる犬の要件が2024年8月1日に変わりました

終活を勉強することの意味

終活

終活勉強会開講の挨拶

 2050年の日本の人口は1億50万人程度になり、その中で65歳以上の人口は3800~3900万人の間であると予測されています。この時代の日本社会の予測される特徴として、65歳以上の人の4人に1人が単身で生活しています。これらの人の中には独身のままでいた人もいれば、子供が独立して家を出て行った後に配偶者と死別した人もいるでしょう。実際に、いろいろな理由で独居している高齢者の数は増えてきています。結果として、老後と死んだ後のことを子に頼れない人の増加が予想されます。

 私は、ある銀行の終活セミナーで次のような言葉を勉強しました。終活とは老後の住まい、老後の資産管理、財産の生前整理、遺言、葬儀と墓の手配、及び財産等の死後の整理について元気なうちに決定することだそうです。

 高齢化社会に対処するために、あるいは終活ブームに乗って色々な事業が生まれてきています。しかしながら、日本の総家計金融資産の約6割が60代以上の人によって所有されており(令和4年、内閣官房「資産所得倍増に関する基礎資料集」)、この資産を狙う者もいます。

 私は、自分が思うような自身の最期を迎えるためには自力で自分の老後と死後の計画を立てるくらいの気持ちを持たなくてはならないと考え、私が自分の将来のために必要だと判断した終活に関する知識を皆様と共有したいと思い、終活勉強会を開講することにしました。この勉強会では上で挙げた終活の6つの活動に関連する事項をメールマガジン形式で紹介いたします。この勉強会が少しでも皆様の将来のお役に立てれば幸いです。

行政書士 渡邉 光一