アメリカに入国できる犬の要件が2024年8月1日に変わりました

ペットの犬猫を中国(中華人民共和国)へ連れて行くための準備と手続き

ペットと海外移住

中国から日本へのペット同伴帰国

 中国から日本へペットを連れて帰ってくるときに必要な準備はこちらの記事で説明しています。日本で狂犬病抗体価検査を受けてから日本を出国した場合、その狂犬病抗体価検査の有効期間は検査のための採血の日から2年間です。しかし、2年間の有効期間を経過していたら日本帰国前にペットに狂犬病抗体価検査を受けさせなければなりません。中国にある日本国大使館及び総領事館の案内によると狂犬病抗体価検査のための採血を行ってくれる病院、及び採取した血清を日本の検査機関に送付するために必要な検疫及び通関に関する書類の準備について相談してくれる機関として次の病院と機関が挙げられています。

地域病院相談する機関
大使館管轄地域北京観賞動物医院北京観賞動物医院
上海総領事館管轄地域申普寵物医院申普寵物医院
広州総領事館管轄地域越秀区威健動物病院広東出入境検験検疫局
天河区威健動物病院広州白雲空港検験検疫局
深セン市福華動物医院深セン市動物防疫監督所
その他の地域各省・市の入境検験検疫局に確認各省・市の入境検験検疫局
この表は、広州の病院と相談機関に特別な関係があることを表すものではありません。例えば、越秀区威健動物病院で採血したら必ず広東出入境検験検疫局と相談しなくてはならないという意味ではありません。

 日本の指定検査施設にイヌ血清を送付するときは、「この血清は健康な犬から採取されたものであることを証明します」という旨の獣医衛生証明書を添付して送付します。獣医衛生証明書は、採血を行う動物病院の獣医が作成します。ネコ血清を送付するときにはこの証明書は不要です。

 日本の検疫所に書類を提出して日本にペットと共に入国する準備をすることに加え、ペットと共に中国を出国するための書類を準備しなくてはなりません。北京にある日本国大使館と上海にある日本国総領事館のホームページによると「北京税関」又は「上海税関」においてペットと共に中国を出国するために必要な書類を得ることができます。

 以上、ペットの犬猫を中国へ連れていくときの準備について、在中国日本国大使館と中華人民共和国新潟総領事館で公開している情報を基に説明しました。

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