アメリカに入国できる犬の要件が2024年8月1日に変わりました

ペットの犬猫を韓国・台湾へ連れて行くための準備と手続き

ペットと海外移住

 この記事では、ペットの犬猫と韓国又は台湾に入国するときに必要な書類と知っておきたい情報について、韓国農林畜産検疫本部と台湾動物植物防疫検疫署で公開している情報を基に説明します。日本を出国するまでの手続きについては本ブログの記事「ペットと共に海外移住したいときの準備と手続き」をご覧ください。

ペットの犬猫と韓国へ入国するための要件と書類

ペットの要件

日本から韓国へ連れていくことができるペットの要件は次のようになっています。

  • 一回の入国につき入国を認められるペットの数は最大で9頭である
  • ISO11784規格又はISO11785規格のマイクロチップの装着が必要である
  • 狂犬病ワクチンの接種は必ずしも必要ではない
  • 日本で出生、在住していたペットには狂犬病抗体価検査は不要である
  • 狂犬病発生地域から日本を経由して韓国に入国する90日齢以上のペットには狂犬病抗体価検査が必要であり、抗体価は0.5IU/mL以上の値であることを要する
  • 狂犬病抗体価検査の結果が基準値に満たないペットには狂犬病ワクチン(不活化ワクチン又は組換えワクチン)の接種が必要である

必要書類

 日本から韓国へペットを連れて行くときの必要書類には次の書類が挙げられます。

  • 獣医健康証明書

 獣医健康証明書は、日本の動物検疫所での輸出検疫時に作成してもらいます。この獣医健康証明書にはペットの月齢(週齢又は日齢)、マイクロチップの番号、及び狂犬病ウイルスの抗体検査を受けている場合はその結果を記載してもらいます。この証明書に記載されているマイクロチップの番号と韓国の空港検疫所で読み取られた番号が異なる場合、又は証明書に記載されている狂犬病ウイルスの抗体検査の抗体価が0.5IU/mL以上ではなかった場合、そのペットは韓国の施設に係留されることになります。

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